今年こそ冬キャンプデビューという方、必見の冬用寝袋(シュラフ)の選び方やおすすめの商品をご紹介します。冬用シュラフは、保温性の高さが重要になるため、どうしても高額な商品が多いのが現状です。また、どんな冬用シュラフが良いかわからないという方も少なくありません。
この特集では、1万円以下で購入できるコスパの高いシュラフやコンパクトタイプ、人気ブランドの商品をピックアップ!シュラフの選び方はもちろん、+αをして寝心地を更に快適にしてくれるアイテムもあるのでぜひチェックしてみて。
冬用シュラフの選び方
冬でも温かく、快適に眠るために必須のアイテム・冬用シュラフ。材質やタイプによって冬でも対応できるものかが異なってきます。こちらでは、材質はもちろん、お手入れのしやすさ、選び方をご紹介します。今年が初めての冬キャンプという方はぜひ参考にしてみてください。
温かさ重視なら保温性の高いダウンをセレクト
ダウンは保湿性が高く、化学繊維素材に比べて軽量なため中綿の素材としておすすめです。冷気を遮断して温かい空気を逃がさないので、まさに冬キャンプにぴったり。また、化学繊維に比べ長持ちすることも魅力ですが、水に弱いため使用後にはしっかり乾燥させてから保管するのがおすすめですよ。
お手入れのしやすさも要チェック
定期的なお手入れは、シュラフを長持ちさせるために不可欠。また、快適な寝心地を継続するためにも必要です。お手入れの簡単さを重視なら場合は、洗濯機で丸洗いができるタイプの化学繊維を使った冬用シュラフがおすすめですよ。ダウンの場合は、頻繁に洗濯することで劣化に繋がってしまうため、汚れた箇所を部分洗いをするか、クリーニングに出すのがおすすめです。
おすすめのタイプはマミー型
シュラフには、頭まですっぽりと覆う形のマミー型と布団のような形の封筒型があります。冬用シュラフとしておすすめなのは冷気の侵入を軽減してくれるマミー型。冬用の封筒型は厚みがあるため、収納性・携帯性を考えてもマミー型の方が軽量でコンパクトに収納できますよ。
1万円以下!コスパの高い冬用シュラフ
冬用シュラフは3万円以上と高額な商品が多いですが、1万円以下で機能性も十分なおすすめシュラフをご紹介。1万円以下でも下限温度-15℃以下と北海道の冬でも使用できるシュラフをぜひチェックしてみて!
YOGOTO冬用ダウンシュラフ マミー型
ホークギア(HAWK GEAR)マミー型寝袋
Tooge 寝袋 冬用 ダウン シュラフ
コンパクトに収納できる冬用シュラフ
温かさを追求した冬用シュラフは収納サイズも大きくなってしまい、積載量を増えてしまうことも悩みのひとつ。ここではコンパクトな収納サイズが魅力のシュラフをご紹介します。直径25cm×40cm未満と冬用シュラフの中でもコンパクトなタイプを要チェック!
ネイチャー ハイク (Naturehike) ULG マミー グースダウン400
スノーピーク(snow peak) バクー (BACOO) 550
スナグパック(Snugpak)ソフティー18 アンタークティカ センタージップ マルチカム
イスカ(ISUKA) エアドライト860
ナンガ(NANGA)オーロラライト600SPDX
お手入れ簡単!丸洗いできる冬用シュラフ
シュラフを清潔に保ちたいけれど、メンテナンスやお手入れはなかなか大変…という方にぜひチェックしてほしい、洗濯機で丸洗いをできる冬用シュラフをご紹介します。冬キャンプでは雪で濡れてしまう可能性もあるため、簡単にお手入れができると助かりますよね。洗濯の前には必ず、洗濯表示をチェックしてくださいね。
Coleman(コールマン)タスマンキャンピングマミー L-15
Coleman(コールマン)タスマンキャンピングマミー/L-8
ロゴス(LOGOS) neos 丸洗いアリーバ・-15
モンベル(mont-bell) 寝袋 バロウバッグ#1
人気ブランドの冬用シュラフ
Coleman(コールマン)の冬用シュラフ
豊富なキャンプギアを展開するColeman(コールマン)の冬用シュラフをご紹介。日本人に合わせて独自開発されたColeman(コールマン)のシュラフの中でも、ふかふかの寝心地、冷気を防ぐ機能性がしっかりとした冬キャンプにぴったりのものをセレクトしました。
Coleman(コールマン)タスマンキャンピングマミー L-15
Coleman(コールマン)タスマンキャンピングマミー/L-8
ナンガの冬用シュラ
上質なダウンを使用したシュラフを販売する人気のNANGA(ナンガ)。独自の立体構造で放熱量を抑え、保温性の高いシュラフを展開しています。品質の高さから多くのキャンパーに支持されているおすすめのシュラフを要チェック!
ナンガ(NANGA)オーロラライト 900 DX
ナンガ(NANGA)オーロラライト600SPDX
モンベルの冬用シュラフ
モンベルの中でも人気の高い、保温性に優れたダウンを使ったもののほか、化学繊維エクセロフトを使い中綿が濡れにくく、保温・撥水・速乾性に優れたシュラフをピックアップ。モンベルならではの技術力で完成した寝心地の良いシュラフは必見ですよ!
モンベル(mont-bell)シームレス ダウンハガー800 #1
モンベル(mont-bell) 寝袋 バロウバッグ#1
冬用シュラフに+αでもっと快適
お手入れ楽々、寝心地が良くなるインナーシュラフ
冬用シュラフと併用してインナーシュラフを使うのもおすすめです。真冬のキャンプでは冬用のシュラフだけでは気温によって寒さで寝付けないという場合もありますよね。そんな時はインナーシュラフをぜひ使ってみて。
インナーシュラフを使うことで、汗で汚れることが少なくなるため、シュラフ自体を清潔に保つことができるのも魅力です。また、肌ざわりの良いものをセレクトすれば寝心地も快適になりますよ。
ストーブでもっと温かく
冬キャンプの必須アイテム・ストーブもお忘れなく。真冬のキャンプでは、シュラフだけでは、寒さをしのぐことが難しいためストーブも一緒に使用することがおすすめです。
テント内でのスペースやキャンプ場の気温などを考慮して薪ストーブや石油ストーブなどをセレクトして。
冬キャンプのヒントがいっぱい!冬キャンプ特集も要チェック
あなたにぴったりの冬用シュラフをセレクトした後は、服装やテントなど冬キャンプで快適に過ごすために必要なアイテムを要チェック!北海道の厳しい冬でもキャンプが楽しめる装備をたくさん紹介しているのでぜひチェックしてみて。
冬用シュラフのまとめ
冬でも対応できるシュラフは、様々な商品が販売されているため、どれを選べば良いか調べるだけでも時間がかかります。今回は冬キャンプデビューの方のために温かさやお手入れのしやすさ、価格などを重視し「CAMP STANDARD」編集部が厳選したおすすめの冬用シュラフをご紹介しました。
ぜひ、今年の冬は真っ白な雪の上でキャンプを楽しんでみてください。