北海道での冬キャンプの魅力は、真っ白な雪の上で楽しめること!今回は北海道で冬キャンプが楽しめるキャンプ場をご紹介。北海道の冬は夜になると氷点下-20℃前後になることも…冬キャンプの心構えとおすすめギア情報もありますよ。
北海道で冬キャンプに行く前にぜひチェックしてみてください。
北海道で冬キャンプデビュー!気になる平均気温は?
真冬(12月~2月)は、寒さのピーク。昼でも氷点下になる日が多く、夜には氷点下-20℃前後になることもあります。エリアによりますが、降雪量が600メートルほど。服装やキャンプギアも十分な寒さ対策が必要です。
北海道の冬キャンプは温かい服装で防寒対策を!
冬キャンプではレイヤリングと言われる「重ね着」が大切。下着のベースレイヤーの上にミドルレイヤー、さらに上着のアウトレイヤーを用意し、レイヤリングをして冬キャンプを楽しみましょう。
速乾性と保温性を兼ね備えたベースレイヤーは必須
冬用のベーススレイヤーは必須アイテム。テント設営や薪割りなど体を動かすことも多いのでムレを防ぎ、乾きやすいもの、そして保温性の高いベースレイヤーをセレクトするのがおすすめです。注目はメリウールのインナー。肌ざわりが良く、蒸れにくいことに加え、保温性に特化していることから、キャンパーの間でも人気。
保温性の高いミドルレイヤーを準備しよう!
ミドルレイヤーと言われる中間着にはフリースとインナーダウンを用意してください。北海道の冬は温度差が大きいため、温度調節がしやすいように、薄手と厚手のものをそれぞれ用意しておくのがおすすめですよ。
防水・防風対策がしっかりできるアウトレイヤーを選ぼう!
雪が降っても安心の防水性、寒い風でも耐えられる防風性の高いアウトレイヤーを選ぶのがおすすめです。
あったかダウンパンツは冬キャンプの必須アイテム
冬キャンプの必須アイテム・ダウンパンツをご紹介。軽量で温かいダウンパンツで足もぽかぽか。「CAMP STANDARD」編集部も冬キャンプで着用し、ダウンパンツの温かさを実感!
おすすめはWORKMANの「REPAIR-TECH(R)(リペアテック)洗えるフュージョンダウン ライトパンツ」。ダウンにも関わらず選択ができるのがうれしいポイントです。
ブラックアルミ仕様の裏地は保湿性が高く、北海道の冬でも温かく過ごすことができますよ。
優れた保湿性のみならず、洗濯機で洗うことができるダウンパンツダウンパンツ。WORKMANならではの手頃な価格も魅力です。
足元から暖かく!おすすめスノーブーツ
雪の中でのキャンプは足元の防寒対策も大切です。保温性の高さ、防水性などに優れているおすすめのスノーブーツをご紹介。冬キャンプだけでなく、デザイン性が高い普段使いができるものをセレクトしました。
北海道の冬キャンプで必須!おすすめストーブ
北海道の冬キャンプを楽しむために必須のアイテム・ストーブ。温かい薪ストーブやコスパの良い石油ストーブ、サブとして活躍する小型のガスストーブなど様々な商品が販売されています。
用途や目的によって選ぶものも異なるので、詳細は特集ページからチェックをしてみてください。
PETROMAX(ペトロマックス)LOKI2
持ち運びに便利なコンパクトサイズが魅力の薪ストーブ「PETROMAX(ペトロマックス)LOKI2」。暖房としてだけでなく、調理もしやすいのが特徴です。薪入れ扉からは炎が見えるので炎のゆらめきを眺めながら冬キャンプを楽しんで。
アラジン (Aladdin) ブルーフレームヒーター
レトロなデザインが人気の「アラジンAladdinブルーフレームヒータ」は、灯油式で扱いやすいのが特徴。二酸化炭素の排出や臭いが少ないので快適に利用することができますよ。カラーバリエーションが3色あるのでお好みでセレクトしてみて。
PASECO(パセコ) 対流形石油ストーブ
コスパが良いと評判の「PASECO(パセコ) 対流形石油ストーブ」はコンパクトで軽量ながら温かさも十分!
20,000円以下で購入できるのもうれしいポイントです。
冬キャンプでも温かく眠ろう。おすすめ冬用シュラフ
北海道での冬キャンプはストーブや温かい服装だけではなく、冬用のシュラフも必要です。冬用シュラフは保温性の高さからサイズが大きく、高額になものも多いですが、5,000円以下で購入できるお手軽シュラフをはじめ、コンパクトに収納できるシュラフなどをご紹介!
ぜひチェックしてみて。
ホークギア(HAWK GEAR)マミー型寝袋|5000円以下の人気シュラフ
5,000円以下で購入できる「ホークギア(HAWK GEAR)」のマミー型寝袋。下限温度が-15℃と冬キャンプの強い味方!カラーバリエーションが豊富なのもうれしいですね。
イスカ(ISUKA) エアドライト860|軽量・コンパクトな高品質シュラフ
収納サイズ21×37cmとコンパクトで総重量は1330gと軽量な「イスカ(ISUKA) エアドライト860」。寝袋・シュラフの専門メーカーならではのこだわり抜いたアイテムは高品質なダウンを使用し濡れに強く保温性にも優れています。
Coleman(コールマン)タスマンキャンピングマミー L-15|お手入れ楽々!丸洗いができるシュラフ
下限温度-15℃と真冬でも使うことができるシュラフは、冷気を防ぎ、温かく布団のような寝心地が評判。なにより洗濯機で丸洗いができるのでお手入れが簡単なのも良いですね。サイズは他のシュラフと比べ大きめですが、コンプレッションベルトがあるため、簡単に収納することができます。
テント内で快適に過ごせる!あったかルームシューズ
北海道の冬キャンプは雪の上にテントを設置するため、足元が冷えます。そんな悩みを解決してくれるのがルームシューズ!ファーやニット素材のあったかルームシューズを履けば快適に過ごすことができますよ。
冬用テントおすすめ5選
北海道の冬キャンプにぴったりのテントをご紹介。煙突穴が付いているものやTC素材のテントなどおすすめのテントをピックアップしました。
テンマクデザイン・サーカスTC DX
冬キャンプの定番コットン(TC)テントとしても人気が高い「テンマクデザイン・サーカスTC DX」。床がないシェルタータイプのテントで設営も楽々!冬キャンプでは別売りのインナーテントやグランドシートを活用するのがおすすめですよ。
TARAS BOULBA(タラスブルバ) ワンサイドフォークTCシェルター
人気のシェルタータイプのテントは冬キャンプでも活躍!火の粉に強いTC素材を使った「TARAS BOULBA(タラスブルバ) ワンサイドフォークTCシェルター」は、裾にスカートが付いているので冷気を遮断してくれますよ。また、左右にベンチレーションもついているので換気もばっちりです。
バンドック(BUNDOK)ソロ ベース EX
ソロで冬キャンプを楽しみたいなら「バンドック(BUNDOK)ソロ ベース EX」で決まり!手頃な価格ながらTC素材を使用したハップテントはかっこいいデザインも魅力です。サイドウォールやスカートが付いているので冷気も遮断してくれますよ。
FUTURE FOX(フューチャーフォックス)パップテント FOX-BASE
薪ストーブ用の煙突穴がついた「FUTURE FOX(フューチャーフォックス)パップテント FOX-BASE」。背面には開閉可能なメッシュ窓も付いているので換気が可能です。ソロで冬キャンプを楽しみたい方にぴったりのサイズ感で、サイドウォールの空間が広く、座りながら焚火をしても余裕の広さ!男前なデザインも魅力です。
ogawa(オガワ) テント ワンポール ピルツ15T/C
ファミリーや大人数での冬キャンプなら「ogawa(オガワ) テント ワンポール ピルツ15T/C」におまかせ!8名まで利用できる大型テントながら設営も楽々なのがうれしいポイント。また薪ストーブ用の煙突穴もついているので便利です。
冬キャンプの必需品!雪かき用スコップ
北海道の冬キャンプではスコップが必須アイテム!スコップは、テント設営場所の雪かきはもちろん、雪を踏み固める地盤作りにも役立ちます。
スコップ選びのポイントはコンパクトで丈夫なことが大切です。プラスチック製のものは軽くて価格も手ごろですが、強度が弱いため、あまりおすすめできません。金属製の中でも軽いアルミ製のスコップを選ぶのがおすすめですよ。また、凍った雪にも対応できる、つるはしが付いているスコップも北海道の冬キャンプでは強い味方になってくれます。おすすめスコップの紹介は以下よりチェック!
北海道で冬キャンプが楽しめるおすすめのキャンプ場
北海道で冬キャンプが楽しめるおすすめを道央、道北、道東、道南の4つのエリアに分けてご紹介。真っ白い雪の上で幻想的なキャンプを楽しもう!アイスキャンドル作りなど、雪国ならではの楽しみ方をするのも良いですね!防寒対策をしっかりして、楽しい冬キャンプを体験してください。
道央エリアで冬キャンプが楽しめるキャンプ場14選
北海道札幌市から近い道央エリアで冬キャンプが楽しめるサイトをご紹介。
初めての冬キャンプデビューで心配という方は札幌近郊でディキャンプから始めてみるのもおすすめですよ。またコテージなどもあるのでチェックしてみて。
ニセコサヒナキャンプ場|石炉で直火の焚き火を楽しもう!
札幌市定山渓自然の村
ファミリーパーク追分オートキャンプ場
北海道ニセコ 風の谷キャンプ場
ブウベツの森キャンプ場|木こりの手作りキャンプ場は薪無料のサービスも!
オートリゾート苫小牧アルテン
道北エリアの冬キャンプが楽しめるキャンプ場
北海道・道北エリアは、北海道の中でも寒さが厳しいエリアで、ふわふわのパウダースノーが楽しめるのが特徴です。北海道らしい美しい雪原でキャンプを楽しみたい方はおすすめですよ。ここでは2020年にオープン、リニューアルしたおすすめのキャンプ場をご紹介!
層雲峡オートキャンプ場
焚き火キャンプ場 士別ペコラ
道東エリアで冬キャンプが楽しめるキャンプ場
北海道・道東エリアには人気アウトドアブランドが運営するキャンプ場と、アットホームな雰囲気が魅力のキャンプ場をご紹介。道東エリアも北海道の中では寒さが厳しいエリアですが比較的に雪が少ないことも特徴のひとつです。
スノーピーク十勝ポロシリキャンプフィールド
くったり温泉レイクインキャンプ場
道南エリアで冬キャンプが楽しめるキャンプ場
北海道の中でも温かく、雪が少ない道南エリア。ここでは2021年にオープンしたキャンプ場をご紹介。利便性の良い立地が魅力のキャンプ場はキャンプ初心者にもおすすめですよ。